北海道大学
大学院工学研究院 / 大学院工学院
細胞中のATPを測定するときは、ATPを細胞外に出すために、陽イオン界面活性剤で細胞膜を溶解する。ところが、陽イオン界面活性剤には,ATPの測定に利用するホタル生物発光反応を阻害するという問題があった。しかし,リポソームには界面活性剤を取り込んで反応阻害を防ぐだけでなく、発光を増強する効果を示すことを見出した。現在、この効果を用いて高感度ATP測定システムの開発を行っている。
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